永遠なんてありえない。
形あるものいつか消ゆる。未来のことは誰にもわからない。ひとのこころは変わりやすいもの。
そんなことは気の遠くなるような時を生きてきたオレ自身身にしみて理解していることであって、ばかげているとさえ思いもする。
それでもずっとともにいてほしいといえば、あなたは少し驚いて、それから何だいきなり、ばかかお前は恥ずかしいやつだと罵ったあと、しつこく詰め寄るオレに観念してため息をついて、少し間をおいた後仏頂面をつくりながらも小さくああ、と答えるのだろう。
その時の顔があまりにもおかしくてうれしくて思わず笑ってしまえば、何だきさまは、ばかにしてるのかとまた喚いて、同じ唇でオレに触れるのだ。
それがあまりにもやさしいから、いつか失うときのことをおもい、泣きそうなほど切なくて。
だからオレはばかだ、とんでもないロマンチストだと自己嫌悪を抱きながらもその耳にささやくのだろう。
ずっとずっと、いかなる未来であろうとも永遠に、あなたのそばにいます。
あなたとならば夢想も現実になるかもしれないとおもえた。
**Romanticist**
ワタシは永遠だとおもいますよこの二人。ロマンチストですかね。
2006?
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